1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:31:44.41 ID:4RXeEXju0

こんな時間だからこそ


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:34:21.38 ID:4RXeEXju0

唯「おーい、和ちゃーん!」



聞き慣れたその声に私は振り向いた。

おぼつかない足取りで駆けてくるのは、幼稚園の頃からの幼馴染み。


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:36:16.33 ID:4RXeEXju0

和「おはよう、唯」

唯「ハァハァ……おはよう和ちゃん!」

和「ほら唯、髪の毛ほつれてる」

唯「あっ、ホントだー……うんしょ、うんしょ」

和「クスッ やってあげるわよ」

唯「えへへ、ありがと~」



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:38:20.05 ID:4RXeEXju0

小さい頃から変わらない唯。

おっちょこちょいなところとか、甘えん坊なところとか。

この笑顔も昔から少しも変わっていない。

だけど……高校生になって変わったこともあるよね。

例えば唯が背負っている――


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:40:11.31 ID:4RXeEXju0

和「ねえ唯、そのギター重たくない?」

唯「ギー太だよ、ギー太。へへ、重たいけど大切な物だからね」

和「軽音部……頑張ってるんだ」

唯「うん! あのね、あのね、ムギちゃんが持ってきてくれるお茶とお菓子、すっごくおいしいんだよ!」

和「ふふ、それは頑張ってるって言わないでしょ」

唯「ちゃんと演奏の練習も頑張ってるよ~。澪ちゃんに色々と教えてもらったんだ」

和「へぇ……軽音部の人たち、みんないい人そうよね」

唯「うん! りっちゃんはおもしろいし、澪ちゃんはカッコイイし、ムギちゃんはやさしいし――」

唯「それでね、それでね……」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:43:53.97 ID:4RXeEXju0

唯……軽音部に入ってよかったね。

ちゃんと友達が出来て、学校でも笑っていられて。

中学の頃は学校に行くのを嫌がって休みがちだったのに。

こんなふうに学校のことを話せるようになったのは……やっぱり軽音部に入ってからよね。

嬉しいけど……ちょっと寂しいかな?


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:48:28.25 ID:4RXeEXju0

唯「それで今度――あうっ……」

和「ん? どうしたの唯」

唯「あ、あはは、な、なんでもないよ」モジモジ

和「…………」

唯「あ、あはは、は、早く学校行こうよ」ガクガク



――ああ、やっぱりこれだけは変わらないか。


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:51:45.41 ID:4RXeEXju0

和「唯……お腹痛いんじゃないの?」

唯「だ、大丈夫……うっ」ギュルルル

唯「ご、ごめん……ちょっと痛い……」

和「学校まで我慢できそう?」

唯「だ、大丈夫だよ……ううっ」

和「……ハァ、もちそうにないわね。ほら唯、あそこの公園のトイレ借りよう」

唯「え、え~やだよ~、公園のトイレなんて汚いよぉ」

和「漏らすよりマシでしょ。ほら、早く行くわよ」

唯「あっ、和ちゃん――」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 05:56:13.71 ID:4RXeEXju0

【公衆便所】


唯「和ちゃん、ギー太ちゃんと持っててね」

和「はいはい、わかってるわよ」

唯「あ、和ちゃんはお外で待ってて……その、恥ずかしいから///」

和「そう? じゃあ外に行くわ」

唯「あっ、でもちゃんと待っててね。一人で学校行っちゃったらヤダよ?」

和「はいはい、わかってるわよ」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:02:11.67 ID:4RXeEXju0

…………。

……。

チュンチュン

和「……いい天気ねぇ」

《ぶりぶりぶりぶりっ!!》

和(ここまで聞こえてるわよ……)


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:02:36.91 ID:+6ZACJfg0

なるほど


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:07:05.67 ID:4RXeEXju0

…………。

……。

和「はぁ……遅刻ね」

…………。

……。

唯『の、和ちゃ~ん。トイレットペーパーがないよぉ』


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:16:41.67 ID:4RXeEXju0

――平沢唯は子供の頃からお腹が弱い。

こればかりは高校生になっても変わることはなかった。


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:21:07.12 ID:4RXeEXju0

~第一章~ 『げりおん!』




先生「えー、であるからして……」

和「…………」カキカキ

和(……いい天気ねぇ)

和(唯、寝てないかしら?)チラッ


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:25:46.16 ID:4RXeEXju0

唯「…………」

和(うつむいてる。あれは寝てるわね)

ヒソヒソ

生徒1(ねえ……なんか臭くない?)

生徒2(うん……なんだろう)

ヒソヒソ

和(なんだか騒がしわね)

プ~ン


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:34:55.77 ID:4RXeEXju0

和(……ん? この臭い…まさか――)

生徒1(これ……平沢さんから臭ってこない?)

生徒2(うわぁ…もしかして……)

唯「…ヒクッ…う…うぇ……」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:39:47.25 ID:4RXeEXju0

寝ていると思っていた唯から嗚咽が聞こえてくる。

あぁ、唯ったらまた……。

高校に入学して三ヶ月、今まで頑張っていたのに。

これじゃあ、中学の時と変わらないじゃない。

せっかく軽音部に入って、友達もできて、明るく振る舞えるようになったのに。


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:42:41.32 ID:4RXeEXju0

自分のことでもないのに焦燥で胸が締め付けられる。

気が付くと私は立ち上がっていた。


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:46:16.73 ID:4RXeEXju0

先生「……ん? 真鍋さんどうしました?」

和「…………」スタスタスタ

和「唯」

唯「うっ…ひくっ…の、和ちゃん……」

和「立ちなさい、唯。行くわよ」

唯「の、和ちゃん…わたし、わたし……」グスッ

和「行くわよ! このまま授業受ける気?」

唯「うっ、うっ…うぇぇ……和ちゃぁん……」

和「――ねえみんな、お願いだから騒がないであげて。掃除は……あとでちゃんとするから」

生徒たち「…………」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:49:35.93 ID:4RXeEXju0

さすがにみんな高校生だし、男子もいないお陰で騒ぐ人はいないけど……。

お願いだからみんな、今までどおり唯に接してあげて。



和「ほら、行きましょう」

唯「ぐすっ…ひくっ……ごめんね、ごめんね――」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:52:57.12 ID:4RXeEXju0

【校舎裏】


もう何度目だろうか、こうして唯の汚れたお尻を眺めるのは……。

水が溢れ出るホースを持ちながらそんなことを考えた。



和「唯、ちゃんとお尻出して」

唯「うん……」

ジャーーーー

唯「……冷たい」

和「我慢して」

ジャーーーー


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 06:56:34.42 ID:4RXeEXju0

和「唯……オムツしてなかったのね」

唯「うん……もう高校生だし……最近は授業中でも大丈夫だったから……」

和「……お腹痛くなったらすぐに先生に言ってトイレに行かなきゃ駄目じゃない」

唯「うぅ……だって恥ずかしいんだもん」

和「漏らす方がよっぽど恥ずかしいわよ」

和「それに具合が悪いから保健室に行くとか言えばいいでしょ」

唯「…………」

和「もう全部出たの?」

唯「まだ……」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:01:18.92 ID:4RXeEXju0

和「ふぅ…それじゃここでしちゃいな。このまま流すから」

唯「えっ、やだよぉ。和ちゃんが見てるのに……」

和「さっきはクラスのみんなが見てたでしょうに。それともこのままトイレまで行く?」

唯「うぅ……」

プスッ…ブッ……ブリッ…ブリブリブリッ

ジャーーーーーー

…………。

……。


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:04:43.92 ID:4RXeEXju0

下半身丸出しで立ったままうんこをする女子高生とそれをホースで洗い流していく女子高生。

誰が見ても奇妙な光景だけど、幸い教室の窓からは死角になっていて見ている人はいない。

唯の下半身を拭いて、持ってきたジャージを穿かせた。


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:08:29.19 ID:4RXeEXju0

和「唯、この後どうする?」

唯「……帰る」

和「そう……。それじゃあスカートとパンツ、この袋に入れといたからちゃんとクリーニングに出すのよ」

唯「…………」

和「先生には言っておくから」

唯「うん……」

和「…………」

唯「和ちゃん…ごめんね……」

和「別にいいわよ。気をつけて帰りなさい」



袋を両手に持ち、肩を落として学校を立ち去る唯の後ろ姿はあの頃と同じだった……。


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:13:36.73 ID:4RXeEXju0

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男子1『げっ! 平沢またうんこ漏らしてる!』

男子2『くっせー! おい、早く窓開けろよ!』



女子1『唯ちゃんマジごめん! お弁当食べるときあっちで食べてくれない?』

女子2『平沢さんってさぁ、なんかいつも臭いよね』ヒソヒソ

女子3『便所臭い? ってかまた漏らしてんじゃないの?』キャハハ
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32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:16:58.09 ID:4RXeEXju0

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――ドンッ!

唯『きゃっ……ご、ごめん!』

男子3『うわっ! 平沢のうんこ菌に感染した!』

男子4『きったねぇ~』

男子3『ほれ、タッチ!』

男子5『ぎゃあああああああ!!』

アハハハハハハ……



和『あっ、唯! 久しぶりに一緒に帰ろうか』

唯『……和ちゃん、わたしに近づくとうんこ菌がつくよ』スタスタ

和『唯……』

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33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:21:15.78 ID:4RXeEXju0

私は唯の幼馴染みで親友のつもりだった。

小学生の頃は他のみんなが唯のことをからかっても、私は気にせずに唯と一緒にいた。

だけど中学生になって、私はみんなから唯と同じような目で見られることに耐えられなくなった。

それどころか、私はうんこを漏らす唯に嫌悪すら抱くようになっていた。

気持ちを押し殺して唯に接しようとしても、唯には気づかれていたみたいだ。

そして私は、唯に拒絶されることに心のどこかで安堵していた。

私は……最低だった。


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:24:56.05 ID:4RXeEXju0

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プルルルルルル――

ガチャ

和『はいもしもし真鍋です』

憂『《あ、和ちゃん!?》』

和『憂じゃない、どうしたの?』

憂『《お、お姉ちゃんそっちにいない?》』

和『唯? こんな時間にいるわけないじゃない。どうしたの?』

憂『《お、お姉ちゃんが……お姉ちゃんが帰って来てないの!》』
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37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:30:37.54 ID:4RXeEXju0

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ハァ、ハァ――

和(唯、いったいどこいるのよ!)

和(駅にもいない! 公園にもいない! どこ!? どこっ!?)



私は必死で探した。

焦燥――。

嫌な予感しかしなかった。

恐ろしい想像が、振り払っても振り払っても、何度も頭をよぎり続ける。

怖かった。私は怖かった。

唯に嫌悪感を持ち、拒絶されることを望んでいたのに。

唯がいなくなってしまうことが怖かった――。
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38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:34:03.90 ID:4RXeEXju0

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――ハァ、ハァ、ハァ……。

和『……ゆ、唯?』

唯『のど、か…ちゃん……』



唯はそこにいた。

中学校の校舎の下で――足を奇妙な方向に曲げて倒れていた。
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39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:38:45.33 ID:4RXeEXju0

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和『ア、アンタ……な、何してたのよ』

唯『の、和ちゃん……わたし、死ねなかったよぉ……』

唯『死にたかったのに……もう嫌なのに……』

唯『い、痛いよぉ……和ちゃん、痛いよぉ』



目頭に痛みが走った。

唯の姿が針のように眼球を突き刺すような感覚――。

涙が止めどなく溢れていた。
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41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:43:02.41 ID:4RXeEXju0

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和『ごめんなさいっ……ごめんなさい唯っ……!』

唯『の…和ちゃん……? ど、どうして…どうして和ちゃんが謝るの?』

和『ごめんっ……ごめんなさいっ……私が、私がっ――』

唯『ち、違う……違うよ……全、部、わ、わたしのせいだから……』

唯『わた、し、ね……も、もう嫌だったの。じ、自分が…嫌い、だった、の』

唯『ころし、たかった……。こんなわたし、死んじゃえば、いいって……』

唯『赤ちゃんみたいに、どこでもお漏らして』

唯『みんなから嫌われるのは……全部、全部、わたしのせいだって』
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45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:48:01.12 ID:4RXeEXju0

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唯『だから……だから……わたしはわたしを殺したいの』

唯『なのに……なのに……痛いよぉ。殺せなかったよぉ』

唯『もっと、もっと、高いところから落ちれば、死ねたのに……』

和『ゆ、唯っ! だ、駄目よ! 死んじゃダメ! 殺しちゃダメ!』

和『私の前からいなくなっちゃダメ!』

和『お、お願いだから……いなくならないでぇ……』ヒクッ…ヒクッ…

唯『い、今だって、わたし……痛くて、痛くて……またお漏らししてる……』

唯『臭いよね? 汚いよね? こんなバカなわたし……死ねば――』

和『――汚くないっ!』
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46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:50:08.10 ID:3lD+GECs0

やっぱり漏らしてた!!wwwwwww


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:53:31.81 ID:4RXeEXju0

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和『唯のうんこは汚くなんかない!!』

唯『の、和ちゃん……? なに言って――ギャッ!?』

唯『い、いだいっ! 痛いよっ、痛いよ和ちゃん!!』




――私は何も考えられなかった。

唯の悲鳴も聞こえていなかった。

ただ、がむしゃらに唯のスカートを開き、汚れた下着をはぎ取っていた。

そして私は汚れた下着を……自分の顔に押しつけた。
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48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:55:30.62 ID:paKc/0jmO

なんでちょっと良い話風なんだよ


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:56:25.27 ID:3lD+GECs0

和『――汚くないっ!』

和『ほら、こうしてごはんにかけて食べれば…カレーライスのできあがりだよ…?』

唯『…あはは…の、どかちゃんは…やっぱり、料理上手なんだ、ね』

唯『のどかちゃん…そのカレーライス……食べれる?』

和『――えっ』


私は一瞬、ほんの一瞬だけ戸惑ってしまった。
でもすぐ次の瞬間、右手に持ったスプーンで思いっきり唯のカレーを口へかきこんだ。

それ以来私たちはずっと親友でいる。私はトイレでこのにおいを嗅ぐたびに、カレーを思い出すのだ。


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:58:14.13 ID:4RXeEXju0

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和『ほ、ほら……唯のうんこ、全然汚くない』

和『わ、私は唯のうんこ……だ、大好きよ?』

和『唯のうんこ、すごくいいにおい。ぜ、全然臭くない』

和『私、唯のうんこなら……食べれるから――』ペロペロ
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51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 07:59:31.30 ID:P4gi8vSzO

マジキチ


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:02:39.70 ID:4RXeEXju0

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生温くて、グッチョリとした不快な感触。

鼻の穴から脳を犯すような強烈な臭い。

口の中全体が痺れるほどの苦味、今まで感じたことのない不味さ。

胃が暴れ狂い、その中身が込み上げてきて胸を熱くする。



和『おっ…おげぇええええええええええ』

和『ウボッ…ゴボゴボッ……げぇぇえぇえぇぇぇ!』
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55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:04:20.76 ID:v78xn4L70

ほうマジキチか続けてみろ


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:05:24.42 ID:4RXeEXju0

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胃酸とともに消化された晩ご飯が口の中から跳びだした。

鼻の奥がツンとする。

ゲロとうんこが混じり合う。

足が震える。

全身が震える。

血の気が失せる。

それでもわたしは一心不乱に唯のうんこを舐め続ける。
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57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:06:31.31 ID:22ikvGAn0

やべぇ
想像以上だ


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:08:01.09 ID:paKc/0jmO

朝っぱらからオイオイ……


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:09:01.98 ID:4RXeEXju0

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唯『や、やめて……やめてよ和ちゃん……』

唯『や、やめてえええええっ! おかしいよっ! ダメだよ! そんなの食べないで!!』

唯『汚いよ! 身体に悪いよ! お願いだからっ、お願いだからもうやめて!』

和『き、汚くないわ。ほら、唯、私唯のうんこ食べてるよ』

和『こ、これからも私に唯のうんこ食べさせて』

和『唯が漏らしたら、私が全部食べるから……だから……だから……』

和『お願いだからもう死ぬなんて言わないでぇ……』
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62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:12:46.81 ID:pcCECfRm0

いくらマジキチじゃないと読んでもらえないからってこれは酷いぜwww


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:14:29.34 ID:4RXeEXju0

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唯『言わない……言わないから! もう絶対言わない! もうこんなことしない!』

唯『だから……だからもうやめて! こんなことしちゃダメだよ!』

唯『ご、ごめんね、ごめんね和ちゃん。わ、わたしが自殺なんかしようとしたから――』

和『ゆ、唯ぃ』

唯『和ちゃぁん……』

和唯『うわあああああああん!!』
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:18:51.38 ID:4RXeEXju0

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《ピーポーピーポー》


それから唯は救急車で運ばれていった。

駆けつけた救急隊の人がうんこまみれの私の顔を見て驚いていた。

憂も駆けつけてきて、やっぱり驚いていた。

私はもう自分の有様なんかどうでもよくなっていて、

込み上げてくる吐き気を堪えながらも思わず笑いそうになった。
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70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:19:45.95 ID:SlUmCw4z0

最近こうゆうの足りないからもっとやれ


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:23:16.64 ID:4RXeEXju0

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唯の怪我は重傷だったけど、幸い命には別状もなく、後遺症も残らなかった。

入院中、私は何度もお見舞いに行った。

唯は、また私に笑顔を見せてくれるようになった。

何ヶ月かの入院生活を終えて、唯は退院した。

学校にも戻ってきた。

唯を苛めるような人がいれば、本人や先生、家にまで電話を掛けて抗議した。

それから、私と唯、憂の三人で相談して、唯には学校にいる間オムツを穿いてもらうことにした。

唯は恥ずかしがって嫌がったけど、どうせ見られるモノでもないし、半ば強制的に穿かせたのだ。
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74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:24:47.74 ID:ZNaB5ytc0

最近探してたあずにゃんノうんちっていう名前の薄い本を
売り切れ寸前で手に入れて満足したぼくにとっては
すごくニアミスなスレなのにゃん
これでしばらくはオカズに困らんのにゃん!
野郎が出てくるって時点でそこがちょっと落ち目で
ぼくの中での最高傑作の放課後トイレタイムを越えることはできんかったけどにゃん


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:28:45.17 ID:ZNaB5ytc0

ああ…、ぼくもあずにゃんのうんこまみれになりたいにゃん…


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:29:31.17 ID:4RXeEXju0

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和『ほら唯、早くオムツ代えないとかぶれちゃうわよ』

唯『ううっ……恥ずかしいよぉ』

和『今更何言ってるのよ。ほら早く。洗ってあげるから』



その後の中学校生活で、唯のお漏らしが他人にバレることは殆どなくなった。

お漏らししても、こうやって私が内密に処理していたから。

オムツを穿いていることは一部の人間にバレたこともあったけど、

なんとか説き伏せてその人には黙ってもらうようにした。
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78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:32:40.42 ID:4RXeEXju0

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それまでは先生がやっていた唯の下の世話を私がするようになった。

憂も中学校に入学してからは手伝ってくれるようになった。

憂は家でもやっているから相当手慣れていた。

どっちが妹なんだかわからないわね、ほんと……。

私といえば、あんなことまでしたのだから、これまた平然と唯の汚いお尻を洗っていた。



唯『ねえ、和ちゃん……』

和『なあに?』

唯『もうわたしのうんこ、食べちゃダメだよ?』

和『…………』

和『あれは私もどうかしてたわ』
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回想おわり


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:32:55.08 ID:paKc/0jmO

かずにゃんまだいたんだな


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:34:22.04 ID:ZNaB5ytc0

なんだかこのssはうんちを不味いながらも食べる所に愛のあるスカトロを感じるのにゃん


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:36:22.08 ID:ZNaB5ytc0

どうかしてるなんておかしいにゃん><
じゃあかわいさ余ってあずにゃんのうんちを食べたいぼくの存在は一体なんなのにゃん?><
ぼくの存在を否定するつもりなのかにゃん!

にゃんにゃん!


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:38:50.47 ID:4RXeEXju0

…………翌日


【平沢家】


憂「ごめんなさい和さん。お姉ちゃん今日は……」

和「そう……。仕方ないか」

憂「うん……。高校に入ってからお姉ちゃん頑張っていたのに……」シュン

和「…………」

和「大丈夫よ、もうみんな高校生だし。きっとすぐいつも通りになるわよ」

憂「だといいんだけど……」

和「それじゃあ、唯によろしくね。放課後また寄るから――」


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:40:07.42 ID:ZNaB5ytc0

今日は朝からカレーなのにゃん!
このスレを見ながらあずにゃんのうんちを食べる妄想をしながら喰う
カレーは最高に美味なのにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:42:48.55 ID:4RXeEXju0

【学校】

律「あっ、和さん!」

和「ん?――ああ、軽音部の」



昼休み、独り生徒会室で作業をしていると軽音部の人たちが訪ねてきた。

確か、田井中さんと秋山さん、それに琴吹さんだっけ。


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:43:55.47 ID:ZNaB5ytc0

スカトロ書いてる予感がすれば
西へ東へ呼ばれなくても参上いたすのにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:46:02.03 ID:4RXeEXju0

澪「あのさ、昨日…唯がその……」

和「ああ……うん。聞いたんだ」

澪「うん……」

律「唯のやつ、具合悪かったのか?」

和「ええ、まあ……」

紬「唯ちゃん、今日はお休みしてるみたいだけど……」

和「ええ……でも、そんなに悪いってわけでもないから明日には来ると思うわ……たぶん」

律「そっかぁ、よかったー」ホッ

和「…………」


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:51:20.96 ID:4RXeEXju0

和「……ねえ、みんな。唯、今回のことショック受けてるみたいで」

和「あの子、ああ見えて結構繊細だから……」

澪「……和さん、そういえば唯の幼馴染みなんだな」

紬「私たちの知らない唯ちゃんを知ってるのね」

和「うん…。それで、唯がまた登校してきたら変に意識しないで、いつも通り受け入れてほしいの」

和「唯はね、軽音部のこと、みんなのこと大好きだから。だから――」



……あれ? 目が霞んできた。

唯の大好きな軽音部が、唯から離れていくんじゃないかと思うと不安で、哀しくて……。


93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:51:50.17 ID:tEd0ScFjO

予想以上のマジキチでござる


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:54:05.82 ID:ZNaB5ytc0

そうか?
ぼくはそうは思わんけどにゃん
寧ろ和ちゃんの深い愛を感じるのにゃん!


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:56:52.19 ID:4RXeEXju0

和「だから……お願い……」

律「あ、あたりまえだろ!!」

和「田井中さん……」

澪「そ、そうだ! 唯は仲間なんだ! そんなことくらいで態度を変えたりなんかしない!」

和「秋山さん……」

紬「うふふ……唯ちゃんを想って心を痛める和さん。素敵……」ウルウル

和「琴……」

和(……この人はなんか違う)

律「ま、具合悪かったならしょうがねーじゃん。アタシも昔澪の家で漏らしたことあったしなー」

澪「お前……あれは最悪だったぞ。人のベッドで……」

律「あっれぇ~、そういう澪ちゃんだって『オナラ演奏対決』のとき……」

澪「わーッ! それ以上言うな! バカ律!」

和「…………ぷ」

和「ふふ、ふふふ……そうよね。みんな……ありがとう」


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 08:58:18.81 ID:ZNaB5ytc0

なるほどなるほど
オナラ演奏対決で「ド」の音を出そうとしたら「ミ」が出ちゃったのかにゃん


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:11:56.87 ID:ILJy2a5d0

>>96
黙れクズ
死ね


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:00:40.62 ID:4RXeEXju0

この人たちなら大丈夫なのかもしれない。

心配する必要はなかったのかも。

でも、軽音部の友情がちょっぴり羨ましかった。



紬「私もその手のマニアビデオには目がないのよ~」



……やっぱり心配かも。


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:01:05.62 ID:paKc/0jmO

今良い所だからかずにゃんちょっと静かにして


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:02:56.11 ID:ZNaB5ytc0

ぼくが黙ってろと言われて黙ったためしが今までにあったかにゃん?


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:06:00.62 ID:ZNaB5ytc0

ぼくのその手のマニアックな薄い本には目がないのにゃん!
この紬とはいい酒が飲めそうなのにゃん!


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:07:52.81 ID:4RXeEXju0

~第二章~『みんな大好き!』


和「ほら唯、さっさと起きて学校行くわよ」

唯「……やだ。行きたくない」

和「あなた今日でもう三日目よ? いつまで休んでる気?」

唯「……卒業するまで休む」

和「休んでたら卒業できないでしょ。ほら、馬鹿なこと言ってないで……」

唯「もうほっといて! 私、高校生にもなって教室でうんこ漏らしたんだよ!? 学校なんて行けるわけないじゃん!」

憂「お姉ちゃん……」

和「ハァ……わかったわよ、もう。勝手にしなさい」

唯「…………」シュン


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:11:36.32 ID:ZNaB5ytc0

とらやメロブは天国なのにゃん!
スカトロ本にはちゃんとスカトロって書いてくれてるからハズレがないのにゃん!
普通一般人がスカトロ本を引いてしまわないように事前に警告shにてるんだろうけど
その手の性癖の人間からすれば、スカトロ本を見分けるのにちょうどいいのにゃん!


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:13:41.44 ID:ILJy2a5d0

>>103
うぜえ
トラックに挽かれてミンチになれよクズ


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:14:07.03 ID:4RXeEXju0

【学校】


和「――というわけで、今日も唯は休み」

律「そっかぁ……。それじゃあ今日も練習は中止だな」

澪「唯がいないんじゃな……」

紬「私たちに何かできることはないかしら~」

律「そうだ! 帰りにみんなで唯んちにお見舞いに行こう!」

澪「お見舞いって…別に病気ってわけじゃないんだろ?」

澪「それに、こういうのってあまり周りがどうこう言うのもよくないと思うぞ」

律「じゃあどうするんだよ! 私たちには……私たちには何も出来ないのか!?」

紬「りっちゃん……」


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:15:19.49 ID:ZNaB5ytc0

黙らないのにゃん
死なないのにゃん
あずにゃんに言われるならまだしも、
ばっちいばっちいキモヲタの命令なんか聞く耳持たんのにゃん!
おとといくるのにゃん!


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:21:22.88 ID:4RXeEXju0

紬「方法は……あるわ」

澪「むぎ!?」

律「本当か? いったい……」

紬「でもこれは……私たちにも覚悟がいることよ。みんなにはその覚悟がある?」

律「唯が来てくれるならなんだってするよ! 教えてくれムギ! どうすればいいんだ!?」

澪「ああ、私も唯のために何かしてやりたい」

紬「コクリ)わかったわ。あっちで話しましょう。和ちゃんを巻き込むわけにはいかないから」

和「……?」


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:27:02.90 ID:4RXeEXju0

【授業中】

結局、三人はどっかへ行ってしまった。

唯を学校へ来させる方法があるみたいだけど……。

なんだか私ひとり除け者にされたみたいで、ちょっぴり寂しいかな?


112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:28:19.03 ID:ZNaB5ytc0

あずにゃんのおしっこでお米炊いて
その上にあずにゃんのうんちを乗せてむしゃむしゃ頬張りたいにゃん
食後のデザートは勿論あずにゃんの経血ゼリーで

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:31:03.49 ID:4RXeEXju0

『ざわざわざわ』

生徒「なんか隣のクラスうるさくない?」

和(なにかしら……?)

『秋山さんと田井中さんがうんこ漏らしてる!』

和「!!!!!!!!!」

和(なっ…どういうこと! あの二人が……なんでっ!)

『琴吹さん! あなたそれうんこ漏れてるじゃない!』

和(琴吹さんまで……! ま、まさか、唯を来させる方法って――)


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:36:26.96 ID:ZNaB5ytc0

さすがの俺もそれは引くわ


115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:36:56.11 ID:4RXeEXju0

そう…そこまで唯のことを。

私は駄目ね……唯のこと想ってるつもりでいて、本当の意味では理解していなかった。

……いいえ、そうじゃない。私は理解しようとしなかった。

私にはそんな勇気なかったもの……。

でもあの三人は……。

唯、あなたの仲間たちは本当に素敵ね。

私も唯のために……。


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:40:41.78 ID:4RXeEXju0

生徒「うんこ漏らすとかマジさいてー。超ありえないー。どうかしてるんですけどぉ」

和(なんとでも言いなさい。世の中にはお金のためにカメラの前でうんこを漏らす人もいる)

和(でも! 私は! 私たちは……! 『友』のためにうんこを漏らす!!)

ブリッ ブッ ブビュブブブ ブリブリブリッ

生徒「えっ…ま、真鍋さん……?」

和「フッ…ふふふ……ふふふふふふっ」


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:45:08.32 ID:4RXeEXju0

なぁんだ。

みんなの前でうんこ漏らすってこんなもんなのね。

全然平気。むしろ、気持ちいいくらいだわ。

唯、あなたは繊細すぎるのよ……。


122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:48:56.01 ID:4RXeEXju0

【平沢家】

唯「な、なに…この写真……」ワナワナ



唯に見せた写真には私たち四人が並んで、汚れたお尻を丸出しにしているとこが写っている。

あのあと、四人揃ってお尻を洗いに行ったとき記念に撮影したのだ。


唯「ねえ! なんなのこの写真! こんなのおかしいよっ!」

律「タハハ、まさか和まで漏らすとはなぁ~」

紬「ほんと……和さんは巻き込まないようにって思ってたのに」

和「あら? 私は唯の親友よ? まだ知り合って二、三ヶ月しか経ってないあなたたちが唯のためにうんこ漏らしたのに
  わたしが漏らさないわけにはいかないでしょ」


126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:54:53.45 ID:4RXeEXju0

律「しっかし、澪のはすごかったよな~。あの量! 匂い! 教室中が阿鼻叫喚だったぜ」

澪「仕方ないだろ! 最近ずっと便秘だったんだから!」

唯「ちょっと聞いてよ! どうしてこんなことするの!?」

和「……唯。わからないの?」

唯「和ちゃんまで……どうして?」


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 09:57:03.23 ID:4RXeEXju0

和「みんな、あなたに学校に来て欲しくて漏らしたのよ」

澪「唯、これで私たちもお前と一緒だ」

律「でも私たちは明日も余裕で学校行っちゃうぜ」

紬「唯ちゃん、もしまた唯ちゃんが学校でお漏らししたら……そのときはまた私たちもうんこを漏らすわ」

唯「みんな……」


131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:02:42.33 ID:4RXeEXju0

憂「お姉ちゃん……。明日は学校へ行こ?」

唯「憂……」

唯「うん……わかったよ」

唯「みんな……みんな……ありがとう!」


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:04:04.00 ID:4RXeEXju0

うんこが大好きっ!!

永遠即効 ぶりぶり うんこするSing Time

うんこって うんこって 愛を伝える最強手段

おっきな糞でも 下痢気味うんこでも

届けたい 精一杯のうんこを


どうしよう うんこマティックに決められてる

ポケティッシュじゃ追っつかないの

糞無限 したいこと怒濤 廊下もダッシュで糞するよ


うんこ臭かったらsorry! でもなりふりも構わずに

どっぷり浸かっちゃうブリッ うんこって もしやこれが青春

うんこうんこうんこうんこ フォーエバーうんこ


133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:06:49.40 ID:4RXeEXju0

~第三章~ 『ぶりぶり時間』


桜が丘高校……。

今日からここに通うんだ。


梓「……ハァ。やだな」

梓「学校……行きたくないです」


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:09:44.20 ID:4RXeEXju0

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『中野うんこ漏らした~』

『中野菌wwww中野菌wwwwwwwwww』

『ゴキブリあっちいけよ~~~』

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138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:12:21.75 ID:4RXeEXju0

梓「ううっ緊張する……」

梓「やばい、緊張したらま、また出そうになってきた」


校長『新入生はこれから~うんたらかんたら~~』


梓「せ、せめて入学式が終わるまでは……!」

憂「大丈夫? 顔色悪いよ?」

梓「えっ!? あ、だ、大丈夫……!」

憂「無理しないほうがいいよ。保健室行こう?」

梓「う、うん……」

ギュルルルルッ!


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:12:55.08 ID:hcmxB0P/P

これは名作


140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:13:27.85 ID:9Pjs8T2/0

中野もえんがちょなのかよ


141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:14:32.33 ID:RNkyWM770

これはひどい


142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:14:40.61 ID:4RXeEXju0

梓(や、やばいですっ! も、もうっ……!)

ブリリリリリッ ブッシューーー!!

梓「あ、あ、あ……やってしまったデス」

純「うわっ、梓また……!」

梓「ううっ、ううっ」

生徒「うわくっさぁ。ちょっと誰?」

生徒「ちょ、わたし気分悪くなってきた」

ざわざわざわざわ

梓「ううっヒクッ、入学初日からやってしまうなんて……」

梓「これでまた中野菌確定。ゴキブリ扱いされるんだわ」

憂「中野……さん? あっち行こうよ。洗わないとかぶれちゃうよ」グイッ

梓「えっ?」

憂「ごめんなさーい、みんな通して」スタスタスタ


143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:16:31.58 ID:ZNaB5ytc0

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

あずにゃんがもし漏らしそうになったら
光の早さであずにゃんの背後に回って大口を開けるのにゃん!
あずにゃんの肛門から直飲みしてやるのにゃん!
そうすればあずにゃんのうんちは出した瞬間にぼくの胃袋に収まるから
うんちおもらししながら、うんちおもらししないのとほぼ同義なのにゃん!
ぼくが一欠片のこさず食べてやるのにゃん!
これであずにゃんがうんちおもらしの汚名を着せられることはないのにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!


144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:17:14.14 ID:4RXeEXju0

【校舎裏】

憂「えっと…梓ちゃん、でいいのかな?」

憂「水、冷たいけど我慢してね」ジャー

梓「…………」

憂「私、替えの下着とジャージ持って来てるから梓ちゃん使ってよ」

梓「…………」

憂「あ、人の下着はさすがに嫌かな?アハハ……」

梓「どうして……。どうして私に優しくするわけ?」

憂「えっ、どうしてって……。クラスメイトが困ってたら助けるのがあたりまえだよ」

梓「フンだ、そんないい子ぶりっ子して点数稼ごうとしてるだけなんでしょ」

憂「ぷぷっ、そうかもね」


145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:19:41.40 ID:ZNaB5ytc0

さっきあずにゃんの薄い本でしこにゃんしたばっかなのに
またぼくのぽこにゃんがおっきしてきたのにゃん


146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:20:10.80 ID:4RXeEXju0

憂「梓ちゃんの中では何点くらい稼いだかな? もう友達になれるくらいは稼げた?」

梓「なっ……なに言ってるの。私なんかの友達とか」

憂「梓ちゃんてお腹弱いの? もしかして、中学校の時も漏らしたりしてた?」

梓「うっ……///」

ジャー ジョロジョロ… キュッ

憂「…………」

梓「あれ、まだ綺麗に……」


149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:22:28.71 ID:4RXeEXju0

憂「ぺろん」

梓「にゃんっ!?」

憂「ペロペロ ペロペロ ペロペロ」

梓「な、なななな、なにするのぉ!」

憂「梓ちゃんのうんこおいひぃ」

梓「へ、変態! 変態変態変態! あんたちょっとおかしいです!」

梓「あっ/// ちょっと、そんな、お尻の穴まで舐めたらまた……」

ビュルルッ ビュッ~ ビュッ~ シャー

憂「んっ…コク、コク、コク、ごくん」

梓「あ、あ、あ……」

憂「今度また漏らしたら私に飲ませてくれる?」

梓「やだ……なにこの変態」


150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:25:31.22 ID:4RXeEXju0

憂「お姉ちゃんったらね、最近あんまりうんこ漏らしてくれないんだよ」

憂「学校のときは和さんが掃除しちゃうし」

憂「まあ、お姉ちゃんが元気になったのはいいんだけど……」

ピロピロリ~ン♪

憂「あれ? お姉ちゃんからメールだ」

『新入生の子大丈夫?』

憂「お姉ちゃんも梓ちゃんのこと心配してるみたいだね」

『このあと 新入生歓迎で私たち演奏するから その子と一緒に見に来てよ』

梓「じゃ、じゃあ、私帰るから……」

憂「待って!」ガシッ


151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:25:52.73 ID:ZNaB5ytc0

なんてこった
ぼくがいただこうと思ってたあずにゃんのうんち全部憂に食われたのにゃん


153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:28:38.81 ID:4RXeEXju0

憂「これからお姉ちゃんたちが新入生歓迎ライブやるから一緒に見にいこうよ」

梓「そんな、体育館に戻ったらみんなに笑われる……」

憂「大丈夫! お姉ちゃんたちの演奏聞いたらそんなのぶっ飛んじゃうよ」

梓「で、でも……あっ――」

憂「早くしないとはじまっちゃう!」

梓「ま、まって、まだ下履いてな……」


154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:29:34.79 ID:6oE4ZE2N0

これはひさびさの良SS


155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:30:54.88 ID:4RXeEXju0

【体育館】


ううっ、入学早々こんな変態に捕まるなんて……。

思い起こせば中学時代も『あずにゃんのうんこペロペロ』とか言ってた一部変態男子がいたっけ。

女子高だから安心してたのに。

それにしてもやっぱり……みんな私のことジロジロ見てる。

私、避けられてる。

純、あんたまで……。


156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:32:11.39 ID:4RXeEXju0

唯『新入生のみんなー、ご入学おめでと~~』

憂「あ、お姉ちゃんだ!」

梓「あ、ギターなんだ」

唯『さっきの入学式でうんこ漏らしちゃった子はもう大丈夫かな~?』

――アハハハハハッ

梓「なっ……!」

梓「ひ、酷い、酷すぎるです! こんな大勢の前でそんなこと言うなんて……!」


159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:34:56.29 ID:4RXeEXju0

憂「梓ちゃん、大丈夫だよ」

梓「なにが……!」

唯『えへへ、そういう私も実は今、うんこ漏らしてるんだよね~』

――シーン……

生徒「え」

生徒「え」

先生「え」

梓「え」


唯『それじゃあみんな~一曲目いくよ~』

唯『《ぶりぶり時間》』


160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:37:37.89 ID:4RXeEXju0

唯「ケツを見てるといつもうんこBURI☆BURI♪」ジャンジャン

唯「くさいお尻はニキビいっぱいでぶつ☆ぶつ♪」ジャンジャカジャン



いつもふんばるキミの横顔

ずっと見てても気づかないよね

トイレの中なら二人の距離縮められるのにな


あぁ 下痢糞お願い

二人だけのうんこタイムください

お気に入りのうんこちゃん抱いて 今夜も クソする

ぶりぶりタイム ぶりぶりタイム ぶりぶりタイム……

…………

………

……


161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:38:23.40 ID:22ikvGAn0

ひどすぎだろ・・・


165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:47:07.56 ID:4RXeEXju0

そのあとは阿鼻叫喚だった。

軽音部の先輩たちは歌いながら、演奏しながらうんこを漏らしていた。

そしてあろうことか、うんこを観客にむけて投げ始めたのだ。

逃げ惑う生徒たち。

だけどその中で、自らもうんこをしてステージに投げ返したり、私たち新入生に
むかって投げつけてくる人たちがいた。

あとから聞いたはなしだけどそれは。

軽音部メンバーのひとり、澪先輩のファンクラブの人たち。

そして生徒会メンバー。


171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:51:43.88 ID:4RXeEXju0

そんな中、私の隣でぶりっという聞き慣れた音がした。

憂「あ、私も漏らしちゃった(テヘッ」

梓「憂まで……」

憂「梓ちゃんも……しよ?」

梓「…………」

ここには……軽音部には……私が目指していた音楽があった。

それは真のROCK、熱いSole

梓「私は……私は……」

ブリッ ブブブッ ミキミキ ブブビュリリッ!!





                                      完


176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:56:35.13 ID:QjlcoChtO

想像以上に凄まじいスレだった


177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:56:49.29 ID:22ikvGAn0




178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 10:58:07.45 ID:4RXeEXju0

5時間も俺は何してたんだ……


不快な思いをされた方がおりましたら申し訳ありません
このSSはだいぶ前(けいおん!!放送中)に途中まで書いて忘れてたのをさっき思い出して
続きを書きながら投下しました
なので前半と後半ではやる気とか色々変わっています
本当はうんこをからめつつも感動的なストーリーを描くつもりでした

http://pochi.x.fc2.com/k_azu_sca.html
このようなサイトを見つけましたので口直しにどうぞ


180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 11:05:53.29 ID:Y3rmHDPE0

こんなマジキチがいれば日本も安泰だな



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